あけましておめでとうございます。
本年も対人恐怖症に役立つ情報、考え方などをどんどん発信していきますので、よろしくお願いします。
では、今年初めての記事ですが、嫌なことばかりじゃないということについてお話させていただきます。
対人恐怖症で苦しんでいる人にとって、日常は嫌なことばかりに思えるかもしれません。
- 今日も一日誰とも話さずにゲームばかりして一日が終わった。やっぱり私は生きている意味がない…
- 久しぶりに電車に乗ってみたら、変な人になぜかずっと見られ続けた。
- 勇気を振り絞って話しかけたのに、全然話が盛り上がらずに逆に距離を置かれるようになってしまった。
- 僕にだけ上司や同僚が厳しく接してくるからストレスがたまってしんどくなる。
考え出すとキリがないくらい出てきそうですね。
どんな人であっても嫌なことは経験します。経験せずには生きられないでしょう。
でも、本当に人生は嫌なことばかりなのでしょうか?
たしかに過去の経験や推測から、これをすれば嫌なことが起こるだろうという予想はできるかもしれません。
ですから、その範囲内で行動を繰り返していれば嫌なことばかりが起こるかもしれません。
では、その範囲外、例えば今までやったことがないような全く違うことにチャレンジしてみても同じように嫌なことが起こるのでしょうか?
分からないですよね。
勝手に嫌なことが起こると思い込むことはできても、絶対にそうだとは言い切れないはずです。
「今までやったことがないような全く違うこと」と言いましたが、私たちが日常生活して同じように繰り返していることも全く同じだとは言い切れないものです。
未来に何が起こるかは誰も分かりません。
もしかすると、明日交通事故にあって死んでしまうかもしれませんし、明日今の苦しみから救ってくれる人に逢えるかもしれません。
嫌なことが起こる確率は100%ではありませんので、良いことが起こる可能性が1%以上はあります。
それなら、良いことが起こることを期待して生きる方が楽しい人生になるのではないでしょうか?
コメント