こんばんは、西橋です。
成功者や哲学者、悟りを開いたような人の話を聞いたり、本を読んだりしていると変な認識が生まれてくることがあります。
- 愚痴を言ってはいけない。
- 感情的に怒ってはいけない。
- 困っている人を助けなければならない。
- 他人から批判を浴びるのは、その人にまだ問題があるせいだからもっと人格を磨かなければならない。
- 5年後、10年後まで人生計画を立てて1分、1秒を無駄に過ごしてはならない。
確かに、その通りなのかもしれませんし、その通りにやれば完璧な人間になれるのかもしれません。
しかし、私はそれは人間ではないと思っています。
喜怒哀楽
人間には感情があります。
ですから、いくら優れた人であったとしても、ちょっとしたことで怒ることもあるでしょうし、悲しんで人前で涙を見せることもあるでしょう。弱気になって自殺を考えることもあるかもしれません。
でも、それが人間です。
確かに、どんなことを言われても怒らず受けとめて、誰からも批判されず、無限の愛を人に与え続ける人がいれば、素晴らしいかもしれません。
でも、少なくとも私はそういう人と付き合いたいとは思いません。
たまには弱気になって愚痴を言ったり、失敗して赤面したり、怠けたり、怖くなって逃げ出したり…
私はそんな弱さこそ、人間の本当の魅力ではないかと思っています。
コメント
1 ■こんにちはo(^-^)o
「人間の弱さこそ魅力」
この言葉にとても勇気づけられました!!
とても大きな優しさを感じました。
挫折ばかりしてしまう自分も、コンプレックスも「人間らしい」事なのかもしれないですね☆
2 ■Re:こんにちはo(^-^)o
>あすかさん
コメントありがとうございます。
そうですね。そういう所、すごく人間らしくて良いと思います。
弱さや短所は一般的にダメだと思われがちですが、見方によってはその人の魅力になります。
このように、同じ方向から見ていたら受け入れられないようなことも、違う方向から見たら受け入れられるようになることは多いですね。