こんばんは、西橋です。
想像してみて欲しいのですが、
コップに4分の1くらいのジュースが入っているとします。
その量を見て、
「あと4分の1しかない」
と思うのか、それとも
「まだ4分の1もある」
と思うのか
「コップに4分の1くらいのジュースが入っている」という同じ事実なのに、人によって捉え方は違います。
そして、それぞれの捉え方によって感じることも変わります。
「あと4分の1しかない」 → 残念な気持ち
「まだ4分の1もある」 → 嬉しい気持ち
同じ出来事なのに、捉え方が変わるだけで正反対の気持ちを持つことになるのです。
対人恐怖症を克服するにあたって、この捉え方は非常に重要です。
「友達と話をしていて話題が尽きたので話の間が少し長くあいた」
という事実があったとして、
「話し疲れていたしちょうど良かった」
と思う人もいれば、
「私の話が面白くなかったから会話が止まってしまった。どうしよう…」
と思う人もいるでしょう。
事実は事実、起こってしまったことは変えることができません。
でも、その事実をどう捉えるかはあなたが選んで変えることができます。
いつも嫌な思いをする捉え方をしていませんか?
その嫌な捉え方を変えたいのであれば、まず自分がいつもどんな捉え方をしているのか知ることが大切です。
不安や恐怖を感じる場面ごとに自分がどんな捉え方をしているのか一度書き出してみましょう。
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