こんばんは、西橋です。
以前在籍していた保険会社の上司が使っていた言葉
「ですよね~」
これはまさに魔法の言葉でした。
お客さんが言う言葉に対して深く頷いて「ですよね~」と言う。
ただこれだけのことなのに、お客さんは「この人は分かってくれている」と感じてどんどん話をしてくれました。
当時の上司はお客さんにしゃべらせるテクニックを多く持っていたので、同行で営業に行かせていただいた先で半日以上お客さんがしゃべり続けるという現場も見てきました。
何が言いたいかというと、
自分の気持ちを分かってくれている
と相手が感じれば、どんどん心を開いてくれるということです。
逆に、
自分の気持ちを分かってくれていない
と相手が感じれば、心を開いてくれません。
ですから、「あなたの気持ちを分かっていますよ、分かろうとしてますよ」ということを相手に感じてもらうために、大げさに頷いて「ですよね~」と言うのです。
これは営業だけでなく普段のコミュニケーションでも使えます。
ただ、この言葉を使うときに注意しなければいけないことがあります。
それは、
相手に伝わるかどうか
です。
どれだけ心の中で「あなたの気持ちを分かっていますよ、分かろうとしてますよ」と思っていても、相手に伝わらなければ意味がありませんし、行動が伴っていなければ本当はそう思っていないんじゃないかと疑われて逆効果になってしまう場合もあります。
ですから、大げさに頷いて「ですよね~」と言うのです。
相手は目に見える行動によって判断します。
自分のイメージ以上に大げさにした方が相手には伝わりますよ。(わざとらしいのはダメですが…)
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