こんばんは、西橋です。
対人恐怖症を克服していくためには、無意識の自分を変えることが必要になります。
無意識の自分は、「自分が人に迷惑をかける人間だ」と思わせたり、誰かから褒めらても「いや、私はダメな人間ですから」 と本気で言わせたり、ふと「自分は生きている価値がない人間だ」と思わせたりしてきます。
その影響からどんどん対人恐怖症が悪化して、人とまともに話せなくなっていきますので、自然にこんなことを考えてしまうのをやめさせることが必要なのです。
でも、こういう考え方ってクセとも言えるくらい根付いてることではないでしょうか?
ですから、変えるのが難しく時間がかかるのです。
できたことに焦点を当てる考え方に変わるようにと、毎日できたこと日記を書いたり、長所とも言い難いくらいの小さな長所を書き出して毎日眺めたり、実際に行動して想像していたような悪い出来事が起こらないことを確かめたり…
これらは、その無意識の考え方を変えるためにおこなう地道な作業なのです。
面倒くさいし時間もかかります。
でも、こういうことをしていかなければ無意識は変わらないのです。
焦ってすぐに変えようとして、自分を受け入れようと頑張ったり、「私はダメな人間じゃない、素晴らしく価値のある人間だ」と何度も言い聞かせても変わらないままなのです。
場合によってはできない自分を責めて余計に悪化してしまうことすらあります。
ゴールを知っているのにそこにまっすぐ行けないから遠回りをして根気よく進んでいかなければならない。
これをいかにできるか
対人恐怖症の克服はこれに尽きるように感じています。
コメント
1 ■無題
いろいろとありがとうございました。
ときどき、こんな自分が嫌になります。
人目をうかがって、人の顔色ばかり気にしている自分が。
同じクラスの子とかがわらっていると、自分のことじゃないかと不安になります。
小学生のころから、中学生の頃までずっと、持ち上がりの、顔ぶれでした。
そのとき、6年ほどいじめに会ってどうしても他人を信用できません。
ときどき、今の親友の腹のうちすら、疑ってしまうし、疎んでしまいます。
素直に人を信じたいけれど、やっぱりまだ怖いです。
これは頑張ってどうにかなるものなのでしょうか。
2 ■Re:無題
>MAYUMI (布袋しぐれ)さん
こんにちは。
小学生の頃から6年間もいじめにあわれた経験から、人に対する恐怖心が強く苦しんでおられるのですね。
親友にすらそういう気持ちを持ってしまうことは本当につらいと思います。
MAYUMIさんは頑張っても克服できないと思っておられるのでしょうか?
確かにやみくもに頑張ってもダメですが、コツコツと克服できる方法を続けていけば克服できると思います。ただ、時間はかかるかもしれませんね。