こんばんは、西橋です。
対人恐怖症に関する本や文献を調べて日々研究していますが、対人恐怖症というのは「過剰な執着心」だなとつくづく感じます。
特に気にする必要がないようなことと言える「人からどう見られているのか?」「人からどう思われるのか?」ばかりが気になって、その状態が苦しいから何とかしようとして過剰にそういう考えをしてしまう自分に執着してしまう。
そして、執着するがために余計に気になってしまって悪化していく…
森田理論ではこれを「とらわれ」と呼ぶそうです。
このサイクルは自分だけで考えてしまうから余計に抜け出しづらいのですが、対人恐怖症で苦しんでいることは誰にも知られたくないと思うので自分だけで考えざるをえなくなる。
だから、いくら頑張っても対人恐怖症を克服できないどころか悪化してしまうのです。
何となくでも克服できない原因が分かっていただけたでしょうか?
こういう原理を知るだけでも克服するための正しい道が見えてきますね。
コメント
1 ■無題
非常に感銘を受けました。
2 ■Re:無題
>虫鹿 恭正(むしか やすまさ)さん
コメントありがとうございます。
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