脳の仕組みから見る痴漢や盗撮のメカニズムと対策

脳の仕組みから見る痴漢や盗撮のメカニズムと対策

今日は性的問題行動に対するカウンセリング経験が豊富なカウンセラーである衣川竜也先生のもとで痴漢や盗撮、露出といった問題行動に関する勉強をさせていただきました。まずは、脳の仕組みからの部分についてです。

脳にはいろんな働きを持つ部位がありますが、痴漢や盗撮などの性的問題行動に関連してくるのは、前頭葉と大脳辺縁系になります。

前頭葉は感情をコントロールしたり、他人に共感したりする役割を持ちますので、簡単に言うと人間の理性的な部分に当たります。世間体を気にしたり場の空気を読んだりするのはここが発達しているからできるのです。

それに対して、大脳辺縁系は感情や欲求、意欲、快、不快、不安や恐怖といった本能的な部分を司っています。お腹が空いたからご飯が食べたい、面倒くさいからやりたくないといったことが当てはまります。

この相反する両者がストレスによって刺激を受けることになって、理性を司る前頭葉の働きは低下し、逆に本能を司る大脳辺縁系の働きは活発になります。

その結果、やってはいけないとわかっているのに、痴漢や盗撮といった一時的な快楽を得る行動をとってしまう。

行動によってストレスが解消されるため、依存的に繰り返すようになっていくことから、痴漢や盗撮、露出といった性的問題行動は依存症とも言われます。依存症ですからアルコール依存症やギャンブル依存症とも同じ部類です。

依存症の原因がストレスだと言われる所以がここにあります。

とくに痴漢や盗撮といった問題行動は違法であり、被害者にも非常に大きな心の傷を残してしまうため、自分の意思だけで頑張ってやめようとするのではなく、しっかりストレス対策をしながら、依存行動を生み出している習慣を変えていくことが必要となります。

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